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学部・学科選びのポイントは?

志望校決定の第一のステップは「大学よりも先に学部・学科を決める」ことだが、数多い学部・学科のなかから自分にピッタリの学部・学科を選ぶのは大変なこと。ここでは、どういう観点で学部・学科を見極めたらいいのか、いくつかポイントを押さえておこう。

将来就きたい職業・職種・資格に結びつく学科を選ぶ

 前述したように、学部・学科の種類はきわめて多い。なかには似たような名称でも中身は全く違うケースがあり、名称は違っても同じような内容が学べるケースもあるため、フィーリングだけで選ぶと、まるっきり見当外れということになりかねない。
 学部・学科を選ぶうえで、まず考えることは、将来はどんな職業に就きたいか、どんな分野で働きたいかということだ。そして、そのためにはどんな学部・学科で学ぶことが必要かということを考えれば、たいていの場合答えが出てくる。とりわけ希望する職業が資格や免許に直結している場合は進学コースが限定的に。医師志望なら医学部医学科、薬剤師なら薬学部の6年制の学科が唯一のコースだし、小学校や中学校の教員になりたければ教育学部の教員養成課程が有利だ。
 一方、一般の会社員や公務員などの場合は、文系でも理系でもさまざまな学部から職に就くことが可能だが、法学部は公務員になる者の比率が高い、経済学部や経営学部は金融・保険業や卸売・小売業に進む者の比率がほかの学部よりは多めというような違いがある。また、エンジニアをめざす場合は機械メーカーなら機械工学関連の学科、電機メーカーなら電気電子工学関連の学科、化学メーカーなら応用化学関連の学科が近道だ。
 最近は学問の学際化(研究などが複数の学問分野にまたがること)が進み、職業・職種も多様化しているため、進路に直結する学科は少なくなったが、将来の進路と学部・学科の内容を詳しく吟味すれば、進むべき学部・学科がある程度絞り込まれてくる。

得意分野や好きな分野を生かせる学部・学科を選ぶ

 入学後に悔いのない学部・学科選びをしよう

 将来の職業や進むべき方向を決めかねている人は、どんな科目が好きか、あるいは得意か不得意かということから考えていくと答えが出やすい。例えば、英語が好きで得意なら英文学科や英米文学科、英語コミュニケーション学科、英語学科などが考えられる。また、数学や物理が得意なら理学部の数学科や物理学科、工学部の機械工学科、電気工学科、建築学科などが向いているということになる。
 能力や興味から考えてみる方法もある。例えば、記憶力がよくて論理的に考えることが得意なら、文系タイプだと法学部、理系タイプだと理学部の数学科や物理学科が向いているといえるし、分析的に考えることはあまり得意ではないが、人間の感情や心理に関心がある人なら文学部などが向いている。さらに、性格面から考えると、人と接することがあまり好きではなく、一人でコツコツやるほうがよいという人は、対人関係の職業に就くことが多い社会科学系の学部などには向いていないとみていいだろう。
 逆に、学部・学科の内容から考えると、どういう人に向いているかもわかる。例えば、一般に法学部は勤勉さが求められるから、毎日コツコツと勉学を積み重ねていく努力型の人向きで、論理的な考え方ができ、その場に応じた最適な判断を下すことのできる公正さ、社会的な正義感も重要な資質となる。経済学部は、理論的に考えることができて、緻密に分析し、判断することが楽しいと思える人に向いている。研究内容からみて、ある程度は数学に強いほうが有利で、企業経営、経済政策、金融、株式や債券など、さまざまな経済現象に興味を持って取り組めることが必要になる。
 各大学では、募集要項やパンフレットなどに、この学部・学科にはこんな人に来てほしい、というアドミッション・ポリシーを記載しているから、それによって自分に向いている学部・学科かどうかを判断することができる。あらゆる角度から検討して、入学後に悔いのない学部・学科選びをしよう。

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